会員さんからの体験談-07~前編~
- 花園出場と、レギュラー獲得を目指して・・・
- 読者の皆さんこんにちは。ぼくは今、高校3年生でつい最近まで学校のラグビー部でプレイしていました。教室に入会したのは、高校2年生の9月でした。高校に入ってから、ラグビーを始めたぼくは入部当初、花園(ラグビーの全国大会)出場、レギュラー獲得を目指して日々全力で練習にうちこんでいました。
- けれども、ハードな練習のせいで体はぼろぼろでした。常に体のどこかに痛みを抱え、練習が終わればヘトヘトになり翌日も疲労を抱えたままプレイしていました。
- そうすると、上手くなるために練習しようというよりも、なんとかその日の練習を乗りきろうという状態でした。一方でセンスのある子はどんどんと上達していき、ラグビー未経験でも1年生のうちにメンバー入りした選手もいました。(うちの部は1~3年生でそれぞれ約15人ずついたので、メンバー不足で入ったのではありません)
- そんな中僕は試合中に足のひ骨(脛にある骨)を折る怪我をしてしまいました。しかも、治った1ヵ月後に再び同じ箇所を骨折してしまい、結局合計で6ヶ月間近くを治療に費やしてしまいました。
- 大してセンスのない自分は人一倍練習しなければならないのにこんなに休んではまたみんなに差をつけられてしまう、と当時は焦っていました。
- 高岡先生の本にであったのは、その治療中のことでした。「ゆるスポーツトレーニング革命」という本でそこには様々なスポーツのトッププレイヤーはゆるゆるにゆるんだ体と優れた身体意識が備わっていて、それが普通の選手との差を生み出している、といったことが書いてありました。
- 本を読んで「自分もこの本の通りにしたら、レギュラーをとれるんじゃないか。」と思い付録のDVDを見ながら体操をしてみました。
- しかし、本当に自分のやりかたであっているのか不安でした。そもそも体を「ゆるめる」ということがわかりません。
- 筋力をつかう、筋肉に負荷をかける、といったことはさんざん行ってましたが、逆に無駄な力を抜く、筋肉を脱力させるということは今まで意識したことがなく難しくかんじていました。
- これは、自分一人でやるのは無理があると思いこちらの教室に通うことを決めました。
- 初めて受講したときは、(もうなれましたが)独特の声の出し方(特にフワー系の体操)にびっくりしました。しかも、体操中ほかの方々は真剣そのもので「とんでもないところにきてしまった。」というのが正直な感想でした。
- 最初は普段から力を入れるくせがあるせいか、形を追うことばかりに集中して、なかなかゆるむことを実感できずにいました。
- しかし、坪山先生に「形よりもまず気持ちよさを味わうことが大切」だと教えていただき、だんだんと「ゆるむってこういうことなんだ。」「ゆる体操って気持ちいい、楽しい。」と思えるようになってきました。
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- T.Yさん(男性・18歳)<高校生>
*神楽坂ゆる体操教室2007年9月入会