会員さんからの体験談-08~後篇~
- 7年間服用し続けた抗うつ剤を卒業。体の不調も消えて、思わず笑みがこぼれる心境に。
- 実は、私は10年近く「うつ状態」に悩まされてきました。
- 夜眠れなくなり、無気力感にさいなまれ、夫と息子たちを送り出すと夕方までカーテンを閉めた寝室にこもる・・・
そんな、怠慢な日々が数年続きました。家事が全く手につかなくなり、本当に落ち込みました。やりたくてもできないのです。
- ひとりぼっちになりたい、この世から消え失せたい、という衝動にかられたこともしばしばでした。
- そんな私にとって、「ゆる体操」の「ときほぐれるように、ときほぐれるように」という言葉は、何とも心に染み入り、安らげるフレーズでした。
この言葉だけで、ストレスを浴び続けてきた心と体が解放される感じでした。
- 「ゆる体操」をはじめて1年以上がたち、一番の変化は気持ちが前向きになり、ストレスに柔軟になってきたことです。
- 昼夜逆転し、家にこもりがちだった生活が改善され、外出や人に会うことが楽しくなりました。何をするのも後回しにしがちだったのが、気づくと、台所や部屋の掃除も行き届き、お花などを飾るようになりました。
- 心療内科のドクターにも、「ゆる体操」を始めたことを伝えていますが、「体の疲れはあるものの、精神面の疲労度は確実によくなっていますよ」「ゆる体操が確実に効いてきていますよ。良い出会いをしましたね。」と、嬉しい言葉をいただいています。
- 今年の1月には、これまで7年間服用し続けていた抗うつ剤を、完全に卒業することもできました。
- 5月3日には、「ウォーキング大会(「スリーデーマーチ」エンジョイウォークの部)」に参加しました。
- 五月晴れの天気の中、思いきって10キロコースに参加したのですが、会員さんとおしゃべりしながら楽しく完歩できました。こんなに清々しい気分を味わうことができたのは何年ぶりのことでしょうか・・・。
しかも、あれだけ歩いたのに、翌日になっても体は軽く、全く筋肉痛もありません。ゆるのよさをますます実感しました。
- 最近は、体の中心に少しずつ「軸」を感じられるようになってきています。それにつれて、20年以上袖を通していない「着物」を、また着てみたくなりました。
いつか、浴衣姿で神楽坂を散策してみたい、などと考えると、想像するだけで楽しくなります。
- 「うつ」のトンネルの中で苦しんでいた時には、こんな楽しい気持ちになれる日がまた来ようとは、正直思ってもいませんでした。
- 同時に、肩こりや体の痛みといった、「体の悩み」もすっかり消え、思わず頬もゆるゆる・・・笑みがこぼれます。
- 苦しい時期を長く経験しましたが、そうしたことも含め、いろいろなことが
あってこそ「今」があり、また、今、こうして「ゆる体操」と出会い、思わず笑みがこぼれるような自分の心境を大切に感じることができるのも、これまでのいろいろなことがあってこそなのではないかと、受け止めています。
- これからも、心身ともにさらに健康に、そして、やさしい気持ちを常にもてるよう、ゆる体操を楽しんでいきたいと思います。
- ⇒~前編~は、こちらから。
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- H.Kさん(女性・54歳)<主婦>
*神楽坂ゆる体操教室2008年6月入会