会員さんからの体験談-05~後篇~

  • レッスンは月1回。大切な「体へのごちそう日」。
  • それから、ゆる体操に関わる本を数冊読み、「ゆるゆる」「もぞもぞ」と唱えながら本の通りに実践してみた。数分やってみただけなのに、なぜだかじんわりと体が温かくなった。

    とにかく大の運動嫌いに加えて、面倒なこともニガテ。だが、イメージ力だけは人一倍強い私。寝ゆるなどは、ナマケモノでもできそうな運動。そして3つの動きだけでいいシンプルさ。さらに、「ゆるゆる」「もぞもぞ」の言葉は私のイメージ力を喜ばせてくれる。言葉がイメージを誘発させ、何だか自分の体がかなりゆるんできたような気がした。

    「あっ、これ、いいかも♪」

    ヨガのトラウマもすっかり癒えて、私はゆる体操ともっと友達になりたいと思った。そして、教室を探し始めた。

    しかし、毎日遅くまで仕事をしている私にとって、毎週レッスンに通うことなど到底無理。ならば月2回程度のところはないかしら。いや、月2回だって仕事の状況によっては厳しいかもしれない。月1回からでもOKなんて都合のよい教室などあるはずもない。とはいえ、諦めきれずに教室を探していたところ、

    「あっ、あった!」

    そう、「神楽坂ゆる体操教室」という救いの手が差し伸べられたのだった。

    昨年の11月に入会してから半年。月に1回という超マイペースでレッスンを受けている私。そんなワガママスタイルでも、快く教えて下さる坪山先生には毎回感謝をしている。

    むろん、できればもっと頻繁にレッスンを受けたい気持ちはやまやまだが、今の私にとっては、月1回だからこそ無理なく負担を感じることなく続けられるのだ。

    当初は、月1回くらいならレッスンを受ける必要もないのではとも思った。ところが、たった1回でも、教室で行うゆる体操は自宅で行うよりもはるかに効果が高いため、「ああ、気持ちいい。体が本当に喜んでいるなぁ」と実感できて、セルフマッサージをしているような感覚になる。

    月1回の体へのごちそう日。胃袋へのごちそう日ばかりでなく、せめて月1回は体にもごちそうをしてあげなくてはと思う。

    そして、定期的に教室に通うようになった私は、自宅でのゆる体操だけでなく、仕事の合間のトイレ休憩や、お茶淹れの時間には、その時にひらめいた「ゆる体操」を無意識にするようになった。

    たった数分でも、硬くなっていた体がほどける感じがある。これからも、体への何よりのごちそうである「ゆる体操」を楽しみながら続けていきたいし、そのシンプルなようで実は奥深い味わいを、もっと堪能したいと思っている。
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  • K.Mさん(女性・30代)<会社員>
    *神楽坂ゆる体操教室2007年11月入会